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予算説明会~その3~ [財政問題]

 大阪府和泉市議会のことを紹介します。「市民のため、市民と共に歩む議会」がこの市議会の合言葉でした。市財政の健全化に全面的に協力し、実現してきた議会改革。その主なものをずらり並べてみます。

① 議長公用車廃止
② 会派視察中止
③ 議員報酬2%減
④ 議員定数削減
⑤ 審議会への議員の参画見直し

何故和泉市を紹介したのか?もうお分かりでしょう。わが袖ヶ浦市では、財政面での聖域があるようです。市民への公共サービスをどんどん削っても、「持続可能な財政構造確立のための集中的取り組み」という大げさな命題を付けた財政改革を進めようとしても、びくともせず、触らせようともしなかったのが議会費の部分だからです。ついに3億円の大台に乗った議会費を一つ確かめてみましょう。

 26年度の予算額は2億8968万9000円。それが27年度の予算になると3億1436万1000円となっていて、なんと2467万2000円もの増加です。どうしてこうなるのでしょう?

 それが典型的に表れている行政視察を調べてみました。以前海外視察が、市民の批判を浴びたのはご存知かと思います。アメリカまで行って、事前の準備に手落ちがあり、肝心の視察ができない場所があったり、それはそれはひどいものでした。幸い山梨県議会の海外視察が最高裁から、観光視察であるとの断が下され、以降地方自治体の海外視察はさすがに口に出す方々はいなくなりました。

 海外視察はなくなったけれど、国内視察はどうなっているのでしょう。国内視察は、常任委員会・特別委員会の行政視察と、会派別の視察があります。これらの総計は昨年24回にも上ります。明日はその詳細をお届けし、和泉市がなぜ会派視察を凍結したのか…一目でその理由を明らかに致しましょう。

  kawakami

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