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予算説明会~その2~ [財政問題]

財政再建にあたって、収入増が見つからない。これが最大の欠陥かな?と思う。だからと言って打ち出の小づちを持っているわけではない。おいそれとよい方法は見つからないという苦悩をお持ちのことはよくわかる。

その前に、手っ取り早いのが歳出だ。これを倹約するに限る。目に見える気付いたことはほとんどやったように見える。前にも書いたので、ここには平成25年度、どんな点を縮小したり、値上げ、あるいは有料化したのか。それを書き出してみたい。15件ある。

① 水道料金の値上げ  ②粗大ごみの有料化   ③ 市内一斉清掃の報奨金の減額
④ 図書館購入図書の縮小  ⑤ 小中学校のワークブック購入の縮小
⑥ 袖ケ浦美術展を主催者負担へ  ⑦ 学校音楽鑑賞会の規模縮小
⑧ パソコン講座の規模縮小  ⑨ 人間ドックの規模縮小  
⑩ 身障者に対する医師診断書作成費用の助成金廃止 
⑪ 障害者高齢者の理容師派遣助成金減額   ⑫ 自走式草刈機貸出有料化
⑬ 草刈り機貸出の刃を自己負担   ⑭ 草刈り事業の花苗配布を種子配布に
⑮ 今井公園プールの廃止

★不思議なこと
① なぜか、人件費には一切手を触れていない。むしろ少数であるが増加している。

② 26年度55件の入札結果を見る。55件中最高が1億7300万円。以下のすべて小規模の事業である。その落札率を見ると、驚きである。この事業の落札率は99,6%まさに神業と言えよう。入札業者5業者。それぞれの入札額はきれいに最後の金額が400万、600万、700万と高くなっている。こういうのが55件並んでいるのだ。
市長は、25年度も同じ状況について質問された時、次のように答弁している。
「業者の努力の結果である。恣意的に高額で落札されたと思っていない。」
高額な一般入札の業者は、このようなわけにはいかない。相当差額が出てきている。高額一般入札の業者は努力が足りないということになる。地場産業を育成したい…という気持ちはわかる。毎回気の重い答弁をしなくても済むような、何らかの方途はないのかな?

この2点に限らず、目こぼしの部分について、まだまだたくさんあるが、とりあえずこれだけの値上げをして、58億はどうなったのか?その成果を聞きたいものだと思う。

明日は、行政も市民も、このように厳しい財政難を克服するため、必死になっているというのに、財政の聖域があるようだ。その問題を書いておきたい。  kawakami

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