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予算説明会~その1~ [財政問題]

  平成23年11月15日づけの「千葉日報」は、袖ケ浦市「財政運営を抜本見直し」という見出しをつけ、税収悪化、社会保障費増加等の理由で、5年間で財源58億円が不足になるであろうことを報じている。

 このような状況が到来するであろうことを、前期議会では、有力議員が議会のたびに指摘していたことを思い出す。そのことを無視したままの財政運営が続いていたことになる。
 このギリギリの財政状況の実態を受け、市では平成25年度、財政立て直しをめざし「持続可能な財政構造確立のための集中的取り組み」を提案、半ば強行的に具体的対策を次々と実行してきた。

 市民も、実情をわかり始めるにつれ、市の方針をやむを得ないものとして受け入れる形で、平成25年度には水道料金、粗大ごみの有料化をはじめとして15件にわたる公共料金の値上げに応じてきた。また26年度に入ると、これがさらに市民会館をはじめとする、公民館、スポーツセンター等の使用料一斉値上げに始まり、事業面でも6件の支給額の減額、あるいは支給基準の絞り込み等がなされている。しかし、これらの取り組みの結果58億円の財源不足のどのようになったのかの報告はなされていない。

 幸いなことに、消費税増税分等を含め、今年度は、収入増が見込まれていることもあり、為政者としては、ホッとしたことであろう。

 さて、9日、10日、17日と、「予算説明会」が開かれる。過日、この予算説明会に対する要望を書いたが、基本的には58億円の不足は解消される見通しは立ったのか、解消されるとしたら、機械的に総合計画の実施に踏み切ることなく、行政サービスの復活に目を注ぐことはしないのか?説明内容を注意深く聞きたいものだと思っている。

kawakami
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