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東京電力と袖ケ浦市~その4~ [東京電力]

★ 袖ケ浦市の政治とのかかわり

 ご承知の通り、東電は巨大企業であり、労使一体となり、国レベルにおいては、政治、経済、マスコミ、労働界等に大きな力を持っていた。
袖ケ浦市における東電出身市長、市議会議員の当選記録は下記のとおりである。

①  東電職員の市議会議員経過
 議 員 名 年齢  地域  選挙年月     備       考
渡辺 直司  ①   47 神納 S 51,10 東電職員     無所属
渡辺 直司  ②   51 神納   55,10 東電職員     民社党
渡辺 直司  ③   55 神納   59,10 東電職員     民社党
渡辺 直司  ④   59 神納   63,10 東電職員     民社党
渡辺 直司  ⑤   63 神納 H  4, 10   東電退職     無所属
出口  清  ① 46 野里 H  4, 10  東電職員  民社党 トップ当選
出口  清  ②   50 野里    8, 10   東電職員  無所属 3位当選
出口  清  ③   54 野里   12, 10 東電職員  無所属
出口  清  ④ 58 野里   16, 10 東電職員 無所属
佐久間 清  ① 52 横田 H 20, 10 東電職員 無所属 7位当選
佐久間 清  ②   56 横田 24, 10 東電職員 無所属 12位当選

② 出口清市長選挙
 選挙執行日     市 長 名 得票数     備     考
H 19年10月28日 出口  清   61歳  6,740
田村 光弘  64歳 5,019 法定得票数6635票である。105票上回り再選                                       挙 を免れ当選(7名乱立)

H 23年10月30日 出口  清  65歳 10,067
渡辺  薫  62歳 8,937
大森 昌之  63歳 6,589 長浦地区から保守系2人立候補。一本化できず
共倒れ。

★ 出口市長・佐久間議員への要請 

☆ 3,11以降、全国的に見ても、東電出身の自治体首長が実在しているところを聞かない。当、袖ヶ浦市は珍しい事例になる。議員もほとんどが姿を消している。これも珍しい存在と言えよう。なぜいなくなったのか・・3,11の人災事故により、住民を危険にさらし、無限大ともいえる国費を使い、責任を取る者が一人 もいない。その上、職員の実質的身分は、国営化された企業職員と言うことになった。言ってみれば国家公務員である。国家公務員は自治体議員にはなれないのが道理である。また、地域の人たちの厳しい目線もあったであろう。これらのことから、当該議員自身が自粛されたのが要因と聞いている。
袖ヶ浦市民は、それはそれ、これはこれと区別するだけの度量を持っているかのようである。
お二人にはその自覚を忘れてほしくないと願っている。
         
    「政策研」東京電力と袖ケ浦市・調査研究グループ            

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