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東京電力と袖ケ浦市~その3~ [東京電力]

★ 東電の現状~株価の推移~

▼ 東電株は、株価安定・高配当の優良株と位置づけされ、定年者の退職金運用先にと、証券会社等が推奨していた。老後の生活安定、孫の教育学費にしようと多くの人たちが購入した。自己責任とはいえ3,11の人災事故は、これらの人たちに大きな損失を与えることになった。東電の職員持株会も同様でありましょう。

 かって東電の発電量はイタリア国の全発電量に相当すると言われ、約4兆円の売り上げ、4万人の従業員体制で超安定企業と言われていたものだ。東京都は大株主で、年間配当額27億円を都営バスの赤字補てんに充てていたと言われている。3,11の人災事故はこれらの人たちを含めて、大きな損害を与えたことになる。

▼  東電株価事故前後の推移  ~平成10年―26年8月末現在~
  区分    年度     高値      安値      時価総額
3,11事故前   10年   2,504円(1月) 1,853円(10月)   4兆円
3,11事故時   11年   2,197円(2月)  148円 (6月)    2,400億
3,11事故後   12年    262円(2月)  120 円(7月)  2,000億
3,11事故後   13年    841円(5月)  182円 (2月) 
14,8,29現在   14年    376円 6,000億
☆ 参考  時価総額  トヨタ20兆  ソフトバンク 9兆  千葉銀行 6,500億
☆ 500円の額面割れ 年無配当  実質国有化
☆ 東電の再生・復活は可能か・・というより国はどのような方向をまさぐっているのか・・・(続く)


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