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歓迎・田中斎新理事長 [障害者問題]

歓迎・田中斎新理事長

袖ケ浦福祉センターで、昨年11月に、職員による少年の暴行死事件が起きたことは、すでに、ご承知のことであろうと思います。その後事件の全貌が明らかになり、第三者検証委員会による検証結果を踏まえ、袖ケ浦福祉センターの抜本的改革に臨むため、検証委員をされていた田中斎さんご自身が、新理事長として選出され着任されました。

事件当初から、地元市民として心を痛めていた私たちにとって、今回の人事はよくぞそこまで決心してくださったとものと大歓迎です。

私たちは、今年1月17日付で今回の事件に対する私たちの視点と、再生に向けての要望書をお届けしています。その内容は次の4点です。

1、 再生のカギは、一部道を踏み誤った職員を除いて、圧倒的多数の職員は献身的活動を続けている事実から目を離すことなく、その力に依拠して再生の道を歩むこと
2、 基本は、県の部長級職員の天下り組織としての「社会福祉事業団」そこから福祉現場から遊離し「機械的に任命される、経験のない理事長職」というシステムを改めること。
3、 現場職員集団の質を高めること
4、 地域との共生を目指す取り組みを追求すること

このような視点に基づいた取り組みの中でこそ、利用者やその父母たちが、安心して委ねることのできる、福祉センターの再建ができるということを、各地の優れた施設の実践から学びつつ提起したものであることを、あらためてお伝えしたいと思います。

幸いなことに、田中新理事長は「千葉日報」のインタービュー記事の中で熱っぽく話されたことは、上記項目を網羅する内容でありました。嬉しいことです。

 今回障害を持つ親たちの各団体の代表者たちと、県の障害者福祉関係団体との総力を挙げての取り組みの経過を見て、第三者検証委員会が予定されている8月の答申を待つまでもなく、よくぞここまで・・と、心からそのご努力に敬意を表するものです。

新理事長を中心に、袖ケ浦福祉センターが、袖ケ浦市民も誇り得る施設になることを確信しつつ新理事長のご健闘を期待していることを、ブログを通してお伝えしたいと思いこの稿を起こした次第です。

              市民が望む政策研究会事務局(文責・かわかみ)

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