SSブログ

おおいに「平和」を語ろう ~投稿~ [平和]

敗戦直後、日本中が厳しい日々の暮らしの中で、日本の国の新しい姿に胸を躍らせていたころ、私は高校生活を送っていた。戦前・戦中の歴史を学ぶ中で、今になっても残っている想いがある。それは「平和」という言葉を使うことが、なぜ『犯罪的扱いを受けたのか』・・ということであった。

ところで、最近千葉市も含めて、「平和」や「原発」をテーマにしたイベントに、教育委員会や市当局が後援団体として名を連ねることや、会場貸与を拒否する地方自治体が増えてきたという事実である。

「ペシャワール会」という団体をご存知であろうか?30年にわたって中村哲医師を中心にアフガン支援に力を注ぎ、医療から教育、更には灌漑用運河を作り、緑豊かな70万人もの村を復活し、住民からの絶対的信頼を得ている方である。新聞社を始め数多くの表彰も受け、本人の意思は別として、周りではノーベル平和賞申請をすべきである・・との声もある。

木更津市で、この方の講演会が行われるというので、その後援をお願いしたところ袖ケ浦市から拒否されたという。近隣3市は何の問題もなく後援してくださったというのに・・
「ひょっとして袖ケ浦市の教育委員会に中村哲さんのことを知っている人がいないのではないか・・」
と噂されたものだ。

そんな袖ケ浦市だが、自慢できることが一つある。「平和都市宣言」をもち、夏の平和大行進の支援と市役所庁内での原爆展を欠かさず行っていることである。

少なくとも袖ケ浦市が「平和を語ること」がはばかられるような街にはなってほしくないものだ。

一層暮らしにくくなって腹立たしい一市民


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0