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一年を振り返って~その4~政策研究会の一年~ [市民が望む政策研究会]

 とにかく、金にもならないこの市民運動に、飽きもせず、よくぞ皆さん集まって、ケンケンガクガク討議を交わしてきたものである。例会は月1度の原則ながら、すでに3年半で54回を数え、例会前には1~2度の事務局会議もある。会員は多様で、今も現職で外国へ仕事で飛ぶ人がいるかと思えば、会社で会計監査をしてきた人は、「あの会社彼なら大丈夫盛り返すよ・・」と保証する。鉄道で建設関係専門に関わってきた人がいるので、袖ヶ浦駅海側開発に関係する鉄道アンダーパスの工事金額予想などスグ出てくるし、職業的にはまだまだ変わった人たちがいて、お一人お一人のお話を聞いているだけでも楽しいというものだ。

 ということで、集まったメンバーだけど、そして意見ももちろんバラバラだし、思想信条が一致しているわけでもない。ただひとつ、袖ケ浦市民の視線からみて、どうもおかしいと思う市政の問題点については、積極的に発言し、改善を求めていく。このことだけで一致している集まりなのだ。

 今年は、議会で議員の採決が記録されていない‥という事実に驚き、陳情をしたものが実現された。議会だよりに、議案ごと少数意見について議員名が明記されるようになった。大きな成果であると思う。
 自治基本条例については、市の方針が明示される前に「策定手順こそ重要」という観点からの申し入れをした。計画では市民集会を開催する予定も立てたが、講師の関係で実現には至らなかったのが残念であった。

 袖ヶ浦駅海側開発については市長へ、私たちが懸念している事項についての申し入れを行っている。このことでの会報13号は全市に配布し、未だ全貌の計画予算を明示しようとしない市当局に、私たちが予想している金額の全貌を明らかにした。これには大きな反響が寄せられ、その全てが激励と感謝の便りであり、金額の間違いを指摘する声もなかったし、反論は一つもなかった。チラシは可能な限り手配りである。全戸配布や、特定地域の新聞折込等は結構経費がかかる。会員の会費や支援者からの募金によりまかないことができたが、熱い支援に心からの感謝を捧げたい。

 会報12号と14号は高谷地区残土埋立事業反対特集として、横田、平川地区を中心にチラシを配布し、反対運動を支援すると同時に、議会陳情では陳情団体にも名を連ねている。おかげで陳情は採択され、反対運動に大きな励ましとなっている。

 議会傍聴とその記録公表もずいぶんと注目されたと言えよう。この傍聴をつうじて、議員お一人おひとりの、市政に対するチェック機能の強弱も見えてきた。すごいなあ・・と思った質問には文句なく拍手を贈り、つまらない質問には、黙っていてもコメントが届いた。それにしても市当局の答弁に、ずいぶんとずさんなものが多かったという感じであった。これらを通じて、私たちのホームページ・ブログへのアクセス数が、10月には4600を突破したのは嬉しいことであった。

 1年が終わる。この一年の教訓を活かし、来年の市政が少しでも良い方向に進むよう発言を続けていきたい。
より良い市政実現のために、一緒になって発言をしてみたいと思う方々がいらしたら、是非私たちの会の仲間になっていただきたい。佳いお年を・・来年末には市長選挙が待っていますよ・・・

                                            かわかみ



 
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