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★ 今年一年を振り返って~その1~市政の衰退 [市政の衰退]


早いものでもう今年も残り少なくなりました。今年は、当初月1000名程度のアクセス数だった私たちのホームページが、4600を超えるアクセス数まで増えた一年間でもありました。「政策研究会」というような、言ってみれば硬い内容のホームページにアクセスしてくださる方々は、同じような運動を進めていらっしゃる方々を先頭に、一定の目的を持ってアクセスしてくださる方々であろうと考えています。そういう意味でとても大きな励ましをいただきました。改めてアクセスしてくださった方々に深い感謝を申し上げます。

 さて今年一年間に私たちは市政をめぐる様々な問題を取り上げてまいりました。私たちの目に映った、愛する我が町「袖ケ浦市の市政」について、あらためて、その特徴的問題点を明らかにし、来年にむけて、解決すべき課題と展望を見据えたいものと考えます。

 今年一年を総括的に言えば、市政の衰退と、議会の変化、その中にあって、私たちが取り組んできた課題と教訓について報告します。それではまず市政の衰退について取り上げてみましょう。

1、形骸化した政策決定システム・・過去3年間に業務委託された件数42件。支払われた金額1億5千万円・・業務委託全てが悪いということではありません。行政がしてはならないことの一つに、自ら責任を持たねばならぬまちづくり政策の決定を民間業者に委ねるという、自覚のない政策決定が普通のように行われてきたことです。それを後押しした審議会の形骸化と合わせ、市政衰退の根本原因がここにあると見ています。
2、ここから生じた様々な問題点として次のような事柄が見えてきます。
①住民投票結果を無視した袖ケ浦海側開発への巨額投資事業
②優先順位のない公共事業の着手
③住民サービスの低下と各種公共料金の値上げ・・来年3月からは、下水道使用料9%の値上げ
④結果として53億円あった財政調整資金(貯金)の大幅の減少と、その減少幅を少なく見せるため臨時財政対策債(借金)の発行
⑤周辺に起きた様々な不祥事。給食をめぐる不正経理、異物混入、入札の不透明、臨海スポーツセンターの天窓落下事件、道路建設をめぐる処理等々
⑥市民の側に立たない姿勢(市政)・・・高谷区での巨大な残土問題に対して中立的、第三者的な対応をしていて市民の立場に思いを寄せていない。

 まだまだあげればキリがありません。市政の衰退は、議会に於ける答弁のずさんさにも現れています。来年に向けて抜本的改革が求められていると言えましょう。明日は議会について触れてみます。
 
                                                     かわかみ

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